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2017年2月

2017年2月25日 (土)

谷川岳 天神平より 青空と雲と雪と。

今回のお山は、谷川岳(標高1977m)。
 
標高2000mに満たない山ですが、豪雪地帯である上越国境にそびえ、
厳冬期のこの時期、深さ3m以上の雪に覆われます。
この冬、何度も行こうと狙っていたのですが、気圧配置が西高東低になると、
関東や八ヶ岳方面は晴れるのですが、上越国境は天気が悪い。
しかも、ほとんどの区間が稜線歩きとなるため強風時はダメと、なかなか機会に恵まれず、
しかも、今後3月になって気温が上がると雪崩が怖い、ということで、
多少雲が出る予報ではありましたが、決行しました。
 
谷川岳ロープウェイで標高約1300mの天神平まで登り、尾根に沿って山頂を目指します。
先週もかなり雪が降ったらしく、真っ白な姿の峰々が続く素晴らしい展望。
山頂付近は雲がかかっているものの、多少なりとも晴れることを期待して登ります。
夏は岩場やガレ場で足元が良くない谷川岳ですが、それらがすっかり雪の下に隠れた冬は、
踏み跡さえしっかりあれば、かえって登りやすいくらい。
出発から2時間半ほどで、手前のピーク「トマの耳」(標高1963m)に到着。
しかし、雲は晴れず、展望はなし。
 
人も多いので、そのまま奥のピーク「オキの耳」(標高1977m)へと向かいます。
大きく発達した雪庇に注意しつつ、30分ほどでオキの耳に到着、谷川岳登頂です。
少し頭上に青空がチラチラしてきたので、しばし休憩しつつ雲晴れ待ち。
しかし、多少青空はのぞくものの、展望が開けることはなく、引き返すことに。
その時、雲が流れて、トマの耳とそこに続く稜線の姿が。時間にしてほんの1~2分。
流れる雲の中に、島のように浮かぶ、幻想的な姿でした。
 
肩の小屋まで戻ってみると、そのあたりがちょうど青空と雲の境界。
真っ白だった山頂部とは一転して、青空の下の大展望を楽しみつつ下山。
行動時間5時間、標高差約660m、総行程約7kmの山行でした。
 
20170225_005
峰を越えて流れる雲。ダイナミックな光景です。
 
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雪に埋もれた肩の小屋。
 
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流れる雲の間に、一瞬、現れたトマの耳と稜線。
 
20170225_000
発達した雪庇が美しいラインを描いています。
 
20170225_002

2017年2月19日 (日)

宝永山 暴風に耐えた先には、富士の大展望

今回のお山は、富士山の側火山、宝永山(標高2693m)。
東京から富士山を見た時に、左側(南側)の中腹にコブのように突き出している山です。
 
出発は富士登山道・御殿場口。ただし閉山時期で道路も閉鎖されているため、まずは道路を御殿場口まで歩いてからようやく出発。
宝永山は御殿場口登山道を六合目まで登り、枝道に入った先になります。
 
御殿場口から登り始めてすぐに夜明け。手前に雲が沸いていて、凱風快晴とはいきませんでしたが、どうにか朝日を浴びた赤富士の姿を拝むことができました。
 
さて、ここからが地獄。
すでに森林限界をこえているので、展望は良く、目指す宝永山頂も最初から見えています。
しかし、なにしろ巨大な富士山。行けども行けども、目的地が全く近づきません。
しかも徐々に風が強くなり、凍り付いた大砂走りを登り始めた時には風速20m以上の暴風に。
時々一際強い突風が吹き、バラバラと氷の欠片や小石が叩き付けてきます。
出発から4時間以上かかって、ようやく宝永山山頂に到着。
 
目の前には巨大な口を開けた宝永火口、火口の上には厳冬期の富士本峰が白く輝き、まさに大迫力。
振り返れば駿河湾が一望です。
山頂に着いてから10分ほどは不思議と風が止み、大展望を独り占めで楽しむことができました
 
下山は宝永火口の底を経て反対側の第一火口縁から須山口登山道で途中まで下り、御殿場口へと戻るルート。
行動時間約8時間、単純標高差1420m、総行程17.5kmの山行でした。
 
20170219_000
朝日に照らされた富士
 
20170219_001
宝永山と富士本峰
 
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宝永山へ向かうリッジライン。
 
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宝永第一火口と富士本峰。直径1kmをこえる巨大な火口は大迫力でした。
 
20170219_004
須山口登山道から見上げる宝永第一火口の全景

2017年2月13日 (月)

蓼科山 八ヶ岳ブルーの空と大展望

今回のお山は、諏訪富士とも呼ばれる百名山、蓼科山(標高2530m)。
蓼科山には幾つか登山ルートがありますが、今回は諏訪側のスズラン峠から。
 
朝6時、駐車場に到着。気温はマイナス12℃。
雪や霧氷の付いた木々の姿を楽しみつつ、樹林帯の急登を黙々と登ると、
やがて木々がまばらになってきて、びっしりと氷雪に覆われた枯れ木の森に出ます。
ここが山頂直下の縞枯帯。
もうひと登りで、岩に覆われた蓼科山山頂部に出ます。
登山口から約2時間で登頂。
 
山頂は広く、南の端に一等三角点が据えられた山頂があります。そして、真ん中あたりには石で作られた蓼科神社の奥社。
祠もびっしりと氷雪に覆われていましたが、まずは手を合わせて無事登頂のお礼と下山の無事を祈願。
 
山頂はそこそこ風がありましたが、強風というほどではなく、頭上の空は快晴。
八ヶ岳ブルーとも呼ばれる、深い蒼を湛えた空の下、
山頂からは、北八ヶ岳から南八ヶ岳まで、南北30kmにおよぶ八ヶ岳連峰が一望でした。
 
雪の多い北八ヶ岳らしい、蒼と白の世界を堪能できて満足の山行でした。
 
20170212_002
蓼科山山頂直下から八ヶ岳連峰を一望。
 
20170212_000
霧氷の付いた木々が朝日に輝く。
 
20170212_001  
山頂直下の縞枯れ帯。氷雪に覆われた枯れ木の森。
 
20170212_003
広い蓼科山の山頂。一面の岩くずに覆われた独特の世界。
 
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蓼科山から見下ろす車山と結氷した白樺湖。
 
20170212_005
山麓のカラマツ林も一面の雪の世界。
 

2017年2月 4日 (土)

八ヶ岳・赤岳 南沢~地蔵~文三郎

今週のお山は、八ヶ岳連峰の主峰・赤岳(標高2899m)。
2週間前には暴風とガスに阻まれて無念の撤退となった厳冬期の赤岳登頂、再挑戦。
 
標高1480mの美濃戸口にある八ヶ岳山荘の仮眠室で前泊。
翌朝6時に山荘を出発して赤岳に向かいました。
ルートは、美濃戸口から美濃戸まで林道を歩き、南沢コースで標高2300mの行者小屋に到達。
ここでアイゼンやピッケル、ヘルメットなどを装備し、地蔵尾根から標高2899mの山頂へ。
地蔵尾根を登り始めて20分ほどで樹林帯を抜け、一気に視界が開けます。
空は雲一つない快晴。風は多少ありますが、煽られるほどではありません。
前回のガスで真っ白な展望とは異なり、雪をまとった南八ヶ岳の姿が視界一杯に広がります。
 
お地蔵様が祀られた地蔵の頭まで登れば、八ヶ岳連峰の主稜線。
すぐ先の赤岳天望荘を越えると、赤岳山頂へ向かう最後の登り。
標高差150mの急登を一気に登れば、赤岳北峰。すぐそこに赤岳山頂が見えます。
美濃戸口を出発して4時間30分、赤岳山頂到着。
 
空は紺碧の八ヶ岳ブルー。
眼下には、権現岳、横岳、硫黄岳、天狗岳、蓼科山と2500m級の八ヶ岳連峰の峰々が連なり、
日本アルプスから妙高連山、浅間連山、日光連山、奥秩父山地、富士山まで360度の大展望。
そのどれもが雪で白く染まり、素晴らしいの一言でした。
下山は、阿弥陀岳の展望を楽しみながら文三郎道を下って行者小屋へ。
 
行動時間8時間30分、標高差約1420m、総行程約16kmの山行でした。
 
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行者小屋から、朝日が当たり始めた阿弥陀岳と赤岳
 
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地蔵尾根から見上げる赤岳。
 
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地蔵の頭から赤岳天望荘と赤岳
 
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いざ、赤岳山頂へ
 
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眼下に2500m級の峰々を見下ろす。
 
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竜頭峰から権現岳へ続くキレット。彼方には南アルプスの雄峰群。
 
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赤岳山頂直下から望む阿弥陀岳
 
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左右に御嶽山と乗鞍岳を背負った阿弥陀岳。
 
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文三郎道から望む中山のコルと阿弥陀岳。この角度が格好いいのです。
 

2017年2月 2日 (木)

雲竜渓谷の氷瀑。

日光・女峰山のふもとにある雲竜渓谷の氷瀑に行ってきました。
登山口は、日光東照宮の奥。
 
平日ですが、午前7時の段階で林道ゲート前の駐車スペースは満車。
下山時はかなり下の方まで路駐の車が点々と。
 
雲竜渓谷へは、まず林道を歩き、途中から河原へ降りて渓谷の奥にある雲竜瀑を目指します。片道約5kmの道のり。
雪は比較的少なく、行程の半分以上はアイゼンなしでも行けました。
渓谷に入ると、岩壁にアイスブルーの巨大な氷柱が現れます。
 
雲竜渓谷の氷柱が最も発達するのは1月下旬から2月上旬までのほんの短い期間。
何度か渡渉しながら奥へと進むと、結氷した雲竜瀑が現れます。
小さな氷柱を無数に従えてそびえる落差100mとも言われる巨大な氷瀑は、圧倒的な迫力でした。
 
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無数の氷柱を従えてそびえる雲竜瀑。
 
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氷柱の裏側から雲竜瀑を望む。
 
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雲竜瀑と雲竜渓谷。
 
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雲竜瀑の巨大さ。

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