2017年6月
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2017年6月17日 (土)

三嶺 豊かな森と大展望の山頂と。

今回のお山は、「三嶺(みうね)」標高1,893m。
日本二百名山の1つで、高知県の最高峰になります。
石鎚山地と並んで、千数百メートルの山々が連なる剣山地に初めて足を踏み入れました。
 
登山口は徳島県側の名頃。広い駐車場とトイレがあり、人気の登山口です。
登山道は樹林帯を尾根沿いに登るルート。
広葉樹林からはじまり、標高を上げるにつれてダケモミと呼ばれるウラジロモミが茂る針葉樹林、
そして山頂部はクマザサに覆われた笹原と、植生が変化していきます。
 
山頂からは、360度の展望が開けており、
東に剣山地の主峰、剣山(標高1,955m)と次郎笈(じろうぎゅう・標高1,930m)、
西には笹原が続く稜線の先に剣山地の西端、天狗塚(標高1,812m)を望むことができます。
 
期待した山頂周辺のコメツツジは、残念ながらまだ咲いていませんでしたが、
大展望をゆっくり堪能して満足。
 
行動時間5時間30分、標高差980m、総行程11kmの山行でした。
 
20170617_001
山頂部はササ原の中に巨岩が点在する庭園のような風景。
 
20170617_002
三嶺山頂直下から三嶺ヒュッテと池を望む。
 
20170617_003
三嶺山頂直下の岩場より。奥に2つ並ぶピークが、剣山と次郎笈
 
20170617_004
三嶺山頂より天狗塚を望む。
 
20170617_005
三嶺ヒュッテの前でさえずっていたウグイス。
 
20170617_006
中腹に広がる広葉樹林。紅葉の時期にはさぞ素晴らしいことでしょう。
 

2017年6月10日 (土)

まだ冷たい初夏の海。ハゼとウミウシと。

今週末は海。高知・大月でのマクロダイビングです。
まだ水温は20℃前後。冷たいところで18℃、暖かいところで23℃でした。
 
じっと撮影していることが多いマクロダイビングでは、まだ5mmウェットだと少し寒いくらい。
しかし海の中は、夏を控えて徐々に賑やかになってきています。ハゼたちも顔を出すようになり、相変わらずウミウシもたくさん。
 
ファインダー越しに色々な生き物たちの表情を眺めながら、じっくりと撮影を楽しんできました。
 
20170604_001
ホタテツノハゼ
 
20170604_005
ホタテツノハゼ属の一種
 
20170604_002
セトイロウミウシ 久々にスヌート撮影にて。
 
20170604_004
ヒロウミウシ
 
20170604_000
フィコカリス・シムランス
 
20170604_006
スジクロユリハゼ

2017年5月27日 (土)

筒上山 シロヤシオ咲く修験の峰

今週のお山は、岩黒山(標高1746m)、手箱山(標高1806m)、筒上山(標高1859m)の三座縦走。
石鎚山の南に3つ並んで連なる山々を、この時期に見頃を迎えるシロヤシオ(ゴヨウツツジ)を求めて歩きました。
 
登山口は土小屋。石鎚山の登山口として知られていますが、今回は石鎚山に背を向けて、南への登山口から入ります。
最も近い岩黒山までの標高差は250m。30分ほどで登頂。
まずはウォーミングアップというところですが、山頂から見る石鎚山の姿は格好いいです。
岩黒山から下り先へ。隣は筒上山ですが、ここは後回し。
筒上山中腹の新緑の森を抜けて先の手箱山へ向かいます。
 
手箱山と筒上山の間、今も修験の道場が建つ手箱越を経て、手箱山登頂。
ここからは筒上山の影になって石鎚は見えませんが、南の展望が素晴らしい。
折り重なるような四国の山脈の向こうに、土佐湾まで見ることができました。
 
一旦、手箱越まで戻り、本日のラスボス、筒上山に。
筒上山はドームのような形の山頂部を持ち、まずは高さ40mの鎖場が出現します。
太い鎖を手かがりに一気に登り上げると、続いてはササ原の急登。
ササ原に点在する大きな岩の1つ1つに神様が祭られたお社を巡りつつ標高1859mの山頂へ。
 
下山は北の尾根へ。ここが一番シロヤシオが多いという情報ですが、下山を始めていきなりの笹漕ぎ。
登山道はあるのですが、生い茂る笹に埋もれて見えません。
足元の踏み跡と、木々に付けられた赤リボンを目印に進みます。
やがて樹林帯に入ると、待望のシロヤシオの花が。
純白の可憐な花を付けた木々が点在しています。
ただ、花を付けていない木も多く、散ったにしては地面に落花もないので、今年は花が少ないのかも。
 
行動時間約6時間、累積標高差約800m、総行程約10.7kmの山行でした。
 
20170527_001
岩黒山山頂から望む、石鎚山から二ノ森への稜線。
この角度からが一番格好いい気がします。
 
20170527_002
岩黒山山頂から瓶ヶ森方面の展望。北西風が稜線で雲を作り、たなびいています。
 
20170527_004
シロヤシオ。新緑の葉と純白の花の取り合わせが絶妙。
葉の先がわずかに赤く色づくのがアクセント。
 
20170527_005
陽光に透かした葉と花の色彩が好きです。
 
20170527_007
下山後の帰路は、天空の林道と呼ばれる瓶ヶ森線で。
奥に特徴的なドーム状をした筒上山が見えます。
 

2017年5月21日 (日)

西赤石山 アケボノツツジ彩る稜線と産業遺産を巡る

今週のお山は、西赤石山(標高1626m)。
情報では、アケボノツツジが見ごろ(やや終わりかけ?)だということだったので、行ってきました。
 
南面の登山口となる日浦登山口から入山。
この山には、280年に渡って70万トンもの銅を産出したといわれる別子銅山(べっしどうざん)がありました。
明治期から隆盛を極めた鉱山町の遺構の間を縫うように登山道が続いています。
まずは銅山越と呼ばれる稜線へ。さらに稜線上を東へ進み、出発から2時間半ほどで西赤石山登頂。
目当てのアケボノツツジはやや終盤となってはいましたが、なんとか見頃に間に合った感じ。
山頂から北の鞍部に一旦下り、兜岩というポイントから山頂を見上げると、
アケボノツツジのピンク色が稜線を美しく染めていました。
 
山頂に戻って銅山越まで下ると、もう一つの目当ての花、ツガザクラを見に行きます。
ツガザクラは関東や中部の高山ではよく見られますが、
日本ではこの銅山越周辺に生育するものが南限と言われています。
まさに見頃となっている釣り鐘型の可愛らしい花を楽しんで下山。
 
行動時間6時間、累積標高差約900m、距離約12kmの山行でした。
 
20170520_001
西赤石山の稜線を染めるアケボノツツジの群落。
 
20170520_002
山頂直下から見下ろしたアケボノツツジの群落。
茶色い岩が積み重なったピークが「兜岩」、奥には瀬戸内海まで展望できます。
 
20170520_003
アケボノツツジ。関東で見られるアオヤシオの近縁種。
 
20170520_007
ツガザクラ。薄いピンク色のワンポイントが入った可愛らしい花。
日本の南限となる、貴重な個体群です。
 
20170520_010
別子銅山の鉱山町の遺構。当時は最先端のモダンな建築だったのでしょう。
 
20170520_011
吉野川支流大北川の「翁の滝」。

2017年5月15日 (月)

マクロDive in 柏島

ウミウシを中心に、小さな生物たちを撮ってきました。
 
大雨の翌日で、少し濁り&冷たい海でしたが、たくさんの被写体に恵まれ、楽しく撮影することができました。
 
20170515_000
ユビワミノウミウシ
ミノに指輪をはめたような紫色のリングがあります。
 
20170514_001
フジナミウミウシ
極小の個体で体長はわずか2mm。でもこんなに美しい色彩。
 
20170514_002
スイートジェリーミドリガイ
淡い紫色が美しい、人気の被写体です。
 
20170515_001
フィコカリス・シムランス
岩の表面に生える海藻などに擬態している小さなエビ。

2017年4月30日 (日)

伊予富士~寒風山 寒風山登山口よりT字縦走

今回から、四国の山歩きの始まり~。
四国初山行は、伊予富士(標高1756m)と寒風山(標高1763m)です。
両山とも石鎚山脈の主稜線に連なる山の1つ。
登山口から石鎚山脈の主脈縦走路がはしる標高1450mの桑瀬峠まで登り、
西へ行けば伊予富士、一旦桑瀬峠に戻って東へ行けば寒風山に至ります。
 
朝6時、寒風山登山口を出発。桑瀬峠までは樹林帯を九十九折れに登っていき約30分。
峠付近は森林限界となっており、一面のササ原が広がっています。
ここから伊予富士までは、ほとんどの区間がササ原の続く展望の良い稜線歩き。
稜線の先には伊予富士の姿がそびえ、南には幾重にも続く四国山地の山々、
北には瀬戸内海を望むことができます。
伊予富士の山頂からは、石鎚山脈の最高峰であり西日本最高峰の石鎚山がよく見えました。
 
桑瀬峠まで下山し、今度は寒風山へ。
寒風山山頂からは、さらに東へ続く石鎚山脈主稜線が良く見え、
隣の笹ヶ峰をはじめとする標高1700~1800m級の山々が続いていました。
 
標高1400m以上は、まだ花も少なく、木々の新芽も開いていない状態。山が華やかになっていくのは、まだこれからです。
行動時間5時間、累積標高差約970m、総行程約9kmの山行でした。
 
20170430_001
伊予富士山頂から東を望む。
稜線の先にある視線と同じくらいの高さのピークが寒風山。
その奥に、笹ヶ峰、ちち山と峰が続く。
 
20170430_002
伊予富士山頂から西を望む。正面一番奥が、石鎚山。
その右側に甕ヶ森、西黒森と1800m級の峰が連なる。
 
20170430_003
伊予富士への登山道。気持ちの良い稜線歩きです。
 
20170430_006
下山後に立ち寄った、仁淀川源流の「にこ渕」。
仁淀ブルーと形容される美しい蒼を湛えた滝壺でした。

2017年4月23日 (日)

四国移住、そして柏島へダイビングへGO

この4月から、四国へ移住。
以前からよくダイビングに行っていたマクロ生物の聖地「柏島」が、

遂にマイカーで週末ダイビングに通える範囲になりました♪
四国移住から3週間目にして、ダイビングへGoです。
自宅から柏島まで片道200km、3時間ちょっとで到着。
まだ水温は18~19℃と冷たいものの、じっくりと生物と向き合うダイビングができました。
これからは毎月1回以上は行けるなぁ♪
 
20170423_000
ピグミーシーホース
春は子育ての季節。背中を向けている個体のお腹が大きいのは、育児嚢に卵を抱えているから。
ちなみに、卵を抱えているのはオスらしいです。
 
20170423_001
コマチコシオリエビ。ウミシダに擬態しています。
 
20170423_003
ジョオウミノウミウシ
 
20170424_000
ミスガイ
貝殻を背負ったウミウシの仲間。
下から突き出している青い管は、口。
これを砂の中に伸ばして、砂の中のゴカイ類を捕食します。
 
20170424_001
外套膜の間からのぞくつぶらな目(眼点)が可愛らしいです。
 

2017年3月 4日 (土)

武尊山 川場スキー場より大展望の稜線歩き

今週のお山は、上州武尊山(標高2158m)。
夏の登山道は結構な距離があるのですが、冬は川場スキー場のリフトを使って楽ちんに登ることができます。
それでも、リフトトップから山頂までは2時間ほどかかりますが。
 
この山は、群馬県のほぼ中央、赤城山と谷川連峰の間にそびえる2000m級の独立峰。
そのため、山頂からは北関東一円の名だたる名峰のほとんどを見ることができます。
今日は快晴、
赤城山から、榛名山、浅間山、四阿山、苗場山、谷川連峰、巻機山、至仏山、燧ケ岳、日光白根山と一望。
歩き始めてすぐ稜線に出るため、最初から最後まで大展望が続き、カメラのシャッターが止まりません。
また、リフトトップから山頂の間にある剣ヶ峰山(標高2020m)は、
鋭く尖った槍のようなシルエットをしているため、写真に撮った時に良く映え、
色々な角度から何枚も撮影してしまいました。
 
行動時間4時間、累積標高差約500m、総行程約6kmの山歩きでした。
 
20170304_000
剣ヶ峰山からの武尊山山頂と山頂へ続く稜線。
 
20170304_001
剣ヶ峰山と谷川連峰
 
20170304_002
武尊山山頂直下からの谷川岳。
谷川連峰主稜線の奥には、平らなシルエットの苗場山の姿も。
 
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尾瀬を見下ろす双耳の名峰、燧ケ岳(ひうちがたけ)
 
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波打つ稜線からそびえる剣ヶ峰山

2017年2月25日 (土)

谷川岳 天神平より 青空と雲と雪と。

今回のお山は、谷川岳(標高1977m)。
 
標高2000mに満たない山ですが、豪雪地帯である上越国境にそびえ、
厳冬期のこの時期、深さ3m以上の雪に覆われます。
この冬、何度も行こうと狙っていたのですが、気圧配置が西高東低になると、
関東や八ヶ岳方面は晴れるのですが、上越国境は天気が悪い。
しかも、ほとんどの区間が稜線歩きとなるため強風時はダメと、なかなか機会に恵まれず、
しかも、今後3月になって気温が上がると雪崩が怖い、ということで、
多少雲が出る予報ではありましたが、決行しました。
 
谷川岳ロープウェイで標高約1300mの天神平まで登り、尾根に沿って山頂を目指します。
先週もかなり雪が降ったらしく、真っ白な姿の峰々が続く素晴らしい展望。
山頂付近は雲がかかっているものの、多少なりとも晴れることを期待して登ります。
夏は岩場やガレ場で足元が良くない谷川岳ですが、それらがすっかり雪の下に隠れた冬は、
踏み跡さえしっかりあれば、かえって登りやすいくらい。
出発から2時間半ほどで、手前のピーク「トマの耳」(標高1963m)に到着。
しかし、雲は晴れず、展望はなし。
 
人も多いので、そのまま奥のピーク「オキの耳」(標高1977m)へと向かいます。
大きく発達した雪庇に注意しつつ、30分ほどでオキの耳に到着、谷川岳登頂です。
少し頭上に青空がチラチラしてきたので、しばし休憩しつつ雲晴れ待ち。
しかし、多少青空はのぞくものの、展望が開けることはなく、引き返すことに。
その時、雲が流れて、トマの耳とそこに続く稜線の姿が。時間にしてほんの1~2分。
流れる雲の中に、島のように浮かぶ、幻想的な姿でした。
 
肩の小屋まで戻ってみると、そのあたりがちょうど青空と雲の境界。
真っ白だった山頂部とは一転して、青空の下の大展望を楽しみつつ下山。
行動時間5時間、標高差約660m、総行程約7kmの山行でした。
 
20170225_005
峰を越えて流れる雲。ダイナミックな光景です。
 
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雪に埋もれた肩の小屋。
 
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流れる雲の間に、一瞬、現れたトマの耳と稜線。
 
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発達した雪庇が美しいラインを描いています。
 
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2017年2月19日 (日)

宝永山 暴風に耐えた先には、富士の大展望

今回のお山は、富士山の側火山、宝永山(標高2693m)。
東京から富士山を見た時に、左側(南側)の中腹にコブのように突き出している山です。
 
出発は富士登山道・御殿場口。ただし閉山時期で道路も閉鎖されているため、まずは道路を御殿場口まで歩いてからようやく出発。
宝永山は御殿場口登山道を六合目まで登り、枝道に入った先になります。
 
御殿場口から登り始めてすぐに夜明け。手前に雲が沸いていて、凱風快晴とはいきませんでしたが、どうにか朝日を浴びた赤富士の姿を拝むことができました。
 
さて、ここからが地獄。
すでに森林限界をこえているので、展望は良く、目指す宝永山頂も最初から見えています。
しかし、なにしろ巨大な富士山。行けども行けども、目的地が全く近づきません。
しかも徐々に風が強くなり、凍り付いた大砂走りを登り始めた時には風速20m以上の暴風に。
時々一際強い突風が吹き、バラバラと氷の欠片や小石が叩き付けてきます。
出発から4時間以上かかって、ようやく宝永山山頂に到着。
 
目の前には巨大な口を開けた宝永火口、火口の上には厳冬期の富士本峰が白く輝き、まさに大迫力。
振り返れば駿河湾が一望です。
山頂に着いてから10分ほどは不思議と風が止み、大展望を独り占めで楽しむことができました
 
下山は宝永火口の底を経て反対側の第一火口縁から須山口登山道で途中まで下り、御殿場口へと戻るルート。
行動時間約8時間、単純標高差1420m、総行程17.5kmの山行でした。
 
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朝日に照らされた富士
 
20170219_001
宝永山と富士本峰
 
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宝永山へ向かうリッジライン。
 
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宝永第一火口と富士本峰。直径1kmをこえる巨大な火口は大迫力でした。
 
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須山口登山道から見上げる宝永第一火口の全景

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